Entries from 2021-09-01 to 1 month

プロメテウス達よ (付記 - 参考文献)

参考文献 (アルファベット順) 作品の目次 文献一覧(著者名アルファベット順)Bird, Kay, Sherwin, Martin “American Prometheus, The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer”Cassidy, David C. “Uncertainty ~ Life and Science of Heisenberg”Comp…

プロメテウス達よ (付記 - 科学者の名簿)

プロメテウスの名簿(五十音順 科学者のみ)本文中のリンク先はウィキペディアです。 作品の目次 アインシュタイン、アルバート (1879 - 1955) 国籍:ドイツ→スイス→オーストリア→ドイツ→アメリカ。1912年に特殊相対性理論を発表。1921 年に光電効果によって…

プロメテウス達よ (付記6)

第六章「冷戦」で活躍するプロメテウス達/第六章の参考文献 作品の目次 第六章 トップ ヴェルナー・ハイゼンベルク、マックス・フォン・ラウエ、オットー・ハーン、ウォルター・ゲルラハ、パウル・ハーテック、クルト・ディーブナー、カール・フリードリッ…

プロメテウス達よ (付記5)

第五章「マンハッタン計画(下)」で活躍するプロメテウス達/第五章の参考文献 作品の目次 第五章_トップ オッペンハイマー、コンプトン、フェルミ、ローレンスはドイツの降伏の二日後に召集されて完成間近の原子爆弾の使用法に関して科学者としての意見を聴…

プロメテウス達よ (付記4)

第四章「マンハッタン計画(上)」で活躍するプロメテウス達/第四章の参考文献 作品の目次 第四章 トップ 名門士官学校であるウエストポイントの卒業生で技術系の修士号も持つレスリー・グローブス准将を総司令官とするマンハッタン計画が開始され、ロハート…

プロメテウス達よ (付記3)

第三章「プロメテウスの目覚め」で活躍するプロメテウス達/第三章の参考文献 作品の目次 第三章_トップ ニールス・ボーアは原子核の中に封じられているエネルギーを解放することができるとオットー・フリッシュ経由でリーゼ・マイトナーから告げられ、それ…

プロメテウス達よ (付記2)

第二章「新時代の錬金術師たち」で活躍するプロメテウス達/第二章の参考文献 作品の目次 第二章_トップ ハンガリー生まれのユダヤ人物理学者レオ・シラードはナチスに席巻されたドイツを見限り、ベルリンからオーストリアに、さらにはラザフォードを頼って…

プロメテウス達よ (付記1)

第一章 「プロメテウスの揺籃の地」で活躍するプロメテウス達/第一章の参考文献 作品の目次 第一章 トップ 少年だったヴェルナー・ハイゼンベルクは第一次世界大戦でのドイツの敗北に感化され、学問を究めるきことによってドイツの文化復興に寄与しようと心…

プロメテウス達よ (付記0)

プロローグで活躍するプロメテウス達/プロローグの参考文献 作品の目次 プロローグ トップ アルバート・アインシュタインは彼にとって奇跡の年と言われる一九一二年に相対性理論を発表したが、その一貫として質量のある物体が莫大なエネルギーを内部に秘め…

目次_プロメテウス達よ

本サイトの文章中でローマ数字で示されているのは電子出版予定の本文中では注釈にリンクしていますが本サイトでは直接のリンクは割愛させていただきます。内容は主として出典です。 目次(簡潔バージョン) 前書き プロローグ 第1章 プロメテウスの揺籃の地 …

【読書ルーム(158) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 結論 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 アインシュタイン、ボーア、ハーン、マイトナー、フェルミ、ローレンス、シーボーグなどの巨人によってもたらされた、ウラニウム…

【読書ルーム(157) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 9/9 (ボーアとハイゼンベルク)】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 戦争の傷跡は歳月を経るにつれて風化し、第二次世界戦争中にはドイツ人や日本人全般…

【読書ルーム(156) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 8/9 (ハーンとマイトナー)】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 ヨーロッパでは、人生の丁度三分の一に当たる三十年間を実験室の中だけでつれ添ったリー…

【読書ルーム(155) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 7/9 (オッペンハイマー)】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 翌年、共和党選出の年老いた大統領アイゼンハウアーが去り、民主党のジョン・F・ケネディ…

【読書ルーム(154) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 6/9 (シラード)】 作品の目 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 シラードは生物学に転向した後も預言者を辞めはしなかった。シラードは機会がある毎に走り、平和の必…

【読書ルーム(153) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス火山達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 5/9 (ゴードスミット)】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 アルソス・ミッションでのヨーロッパでの任務を終え、アメリカで大学教授の職に復帰した…

【読書ルーム(152) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 4/9 (ローレンス)】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 人類に原子の火をもたらしたもう一人の巨人、サイクロトロンを開発し、現代の錬金術師とも言うべ…

【読書ルーム(151) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 3/9 (アインシュタイン)】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 一方、相対性理論によって原子力開発に理論的根拠を与え、晩年に傷心のオッペンハイマーを…

【読書ルーム(150) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 2/9 (フェルミ)】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 オッペンハイマーの進退が取りざたされた一九五三年の始め、シカゴ大学で学生指導に熱を入れていた…

【読書ルーム(149) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 1/9 (コンプトン) 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 ラバイがテラーに対して取った態度はテラーにとって決定的な意味を持っていた。ポーランド生ま…

【読書ルーム(148) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 8/8 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 公聴会を終え、オッペンハイマーは公私共に深い傷を負って政府の原子力政策委員という公の立場から去らない…

【読書ルーム(147) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 7/8 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 シラードによる調整を経ずに公聴会の証言台に立ったテラーは水爆開発のためにオッペンハイマーを排除しなけ…

【読書ルーム(146) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 6/8 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 同郷の朋友シラードとの考え方の齟齬を認識することもないままシラードを探し求めていたテラーはその代わり…

【読書ルーム(145) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 5/8 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 オッペンハイマー解任の件に関する公聴会では概ね水素爆弾開発によって利益を得る産業界の代表が彼を攻撃し…

【読書ルーム(144) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 4/8 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 マッカシー上院議員の発言に続くオッペンハイマーの解任はアメリカ国民の彼に対する評価を決定的にしたが、…

【読書ルーム(143) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 3/8 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 アメリカ政府はマンハッタン計画が進行中もオッペンハイマーの言動を秘密裏に監視していたが、1953年にオッ…

【読書ルーム(142) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 2/8 】 作品の目次 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 核兵器を手中に納めたソビエト連邦の脅威は西ヨーロッパでは共産主義者だということを暴露したジョリオ=キュ…